耳に入った水が出て来なくて泣きそうになった話


明日は月刊SONGS発売ですね。
たーのーしーみー。
FBの新写真は、壮行会の衣装よりタイトめのジャケットに白シャツの仁さん。
撮影のしかたのせいかちょっぴり精悍な感じの肌色で、セクシーです。

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キューバダイビング体験(1)


長いのでたたみます。


先日「日本人なら死ぬまでに富士山に登ったほうがいいですよー」と知人に言われました。
が、「いや、断る」。
とは言えないから「うーん、そうですねー」って答えておいたけど。
いやー高山病とかと戦いながらヒーヒー言って登るのは無理。
スポーツは楽しくなきゃダメな私です。



ってことで、泳ぐの大好き海大好きな私が、死ぬまでに一度はやってみたかったことに初挑戦してみましたよ。
フィットネスクラブで1時間半1500円、初めてのかたでも安心!ってのに申し込んだんです。
キューバダイビング。
初体験ってことは、当然のことながら海じゃないですよ、水深1.2mのプールです。



結論から言うと、「なんてお魚な気分!さいこー!」でした。
水中であんなに楽に呼吸ができて、あんなにゆったりと泳げるなんて、もっと早く経験しとけば良かった。
泳ぐのが好きな人は絶対にやってみて!



プールは15×10mで水深1.2mくらいの狭いプール、水着も普通のスポーツタイプ、あとは水泳用の帽子で準備はオーケー。
まずは、ゴーグルに曇り止めを塗ります。
インストラクターさんがするのを見よう見真似で、レンズに薄く塗ってから水サッとにつけます。
次は、ラッシュガードと呼ばれるインナー*1を着ます。
水着の上から着るTシャツみたいなものですが、水中でこういうのを着るのは大変。
私の他に3人の60代女性(!)*2と30代男性がいましたが、女性の一人が四苦八苦して大笑い。


で、次は憧れのフィン。
でっかい足ヒレですよー。
これも最初に柔らかい素材の短いブーツを履いてからです。
水中だからここでもちょっとした苦労があったり(笑)
普段なにげなくTVとかでスキューバダイビング見てるけど、装備はこんな風なのねーと思いながら。
フィンは自分ではまったく装着できないので、一人ずつ子供みたいにインストラクターさんに片足を差し出して付けてもらいます。
あ、インストラクターさんは、爽やか系のイケメンですよ!(ここ大事!)


フィンを装着したら全員かなりテンション上がります。
なんかミッキーマウスの足みたくでかい!とか言って。
そして、第一段階の最終ツールとしてシュノーケルを渡され、くわえかたを教わります。
しっかり歯で噛んで安定させ、垂直に水中に潜って呼吸する練習。
ゴーグルの中に水が入ってしまったときの対処法、口の中に水が入ってしまったときの対処法も教わります。
両方ともすごく簡単。
そしてそのまま「さあ、ではバタ足で15mを泳ぎましょう」って言われます。
ドキドキ。
でもワクワク。
普通に泳ぐのとなんら変わりないじゃん、って思って泳ぎ出してみると、できた。



この時、どうしても水泳のつもりで顔を真下(プールの底)に向けがちなんですよね。
でも、顔は進行方向である前方に向けます。
プールの途中にインストラクターさんが潜ってて、手で「顔は前、前、前ですよー」って合図してくれるんで「あ!」って気付きました。
そして背筋をぴんと伸ばして、ゆっくりフィンを動かして進みます。
呼吸は、ハァハァと速くするとかなり苦しいので、ゆっくり深呼吸の要領で。
これだとウソみたいに楽に呼吸しながら泳げます。
できたよママ!楽しいよママ!って、既に私は大感激。
だって、水中にずーっと顔つけて泳いでいられるなんて夢みたい。
どこまでも泳いで行けるなんて!って喜びつつ2往復ほど。



次に、泳いでいる体勢から立ち上がる練習もします。
フィンをつけてると水の抵抗があって、普通に立ち上がるのが難しいんです。
解決法ちしては、一度クルッと仰向けになって立てばいいんだけなんですけどね。
ちょっとした知恵。
できなくてバシャバシャ暴れてる女性も一人いて、みんなで大笑い。
最後には全員できました、パチパチー。
30代男性、このかたもよく見るとイケメンだー、パチパチー。
しかも性格が良さそうで、私たち4人と仲良くしてくれましたよ、パチパチー。



さて、次に第二段階。
そう、いよいよタンクを背負うのです。
これもインストラクターさんの前に仁王立ちになって、ランドセルを背負うように装着してもらいます。
がっちり前部を留めると、なんか「おお!オレ潜るんだぜ!」って感じ。
そして、ここから一気に実際に「潜る」レッスンに入ります。
シュノーケルと同じようにくわえてレギュレーターを使い、また垂直に水に潜る練習から。
なんかやっぱタンクがあるぶん背中が重い。
水中だから重さはないっちゃないけど、身動きは制限されます。



でもまあシュノーケルと同じように呼吸しながら泳げばいいわけで、実際にやってみるとこっちのがずっと呼吸は楽でした。
タンクからの酸素は、シュノーケルの時みたいに一生懸命スーハーしなくても肺に送り込まれてくる感じで、ほんと楽です。
プールを端から端まで往復したあとは、プールの底のほうに深く潜る練習。
中性浮力の調整のしかた(身体についた浮き袋状のものの操作)を教わり、より深く潜るための呼吸法も習います。
人間の身体は、肺に空気がたくさんあれば浮くし、全部吐き出せば沈むものだそうです。
で、言われた通りに、泳ぎながらフゥウウウウウウウウっと息を吐き出してみると…わー、沈んでいくー。
お腹がプールの底につくくらい。
で、沈みすぎたら浮き袋に少し空気を入れる操作をする。
そうすると少しずつ身体が浮かんでいく。
こういうの、楽しいー。



ラストは潜ったまま仰向けになって泳いでみよう、でした。
が、これはゴーグルに水が入ってきてしまって失敗でした。
しかも耳にも入ったよー。
やっぱ完璧には無理だったよママー!



とは言うものの、想像してたよりずっと簡単でずっと楽しかったです!
次は水深4メートルのプールにチャレンジする予定。
水中で写真を撮ってもらえるらしいんで、それも添えてレポ第二弾アップします。





さて、左耳に入った水ですが、3時間たっても出なくて。
うわー、困ったなーと思いながら帰宅してネットで検索。
そして、ある耳鼻科の先生のアドバイスをみつけました。
ティッシュで細いこよりを作って耳の穴にそーっと入れる。すると、ティッシュが水を吸って一瞬で取れる。こよりは細くて柔らかいので鼓膜を破ることはない。』
ええええええええええ!
うっそーーーーーーー!
と思いながらやってみましたよ。





と・れ・た!!!!!!!!
ダイビング体験よりずっとインパクトある体験でしたとさ。

*1:本来はこの上に更にウェットスーツを着るわけです。

*2:私が普段から仲良くしていただいてる、人生の大先輩たち。