お仕置きメタファー

サブタイトルは『熱い初体験』です。
今回もかつんとはまったく関係ないんで、たたみますね。*1


ここ何年かの私は、子育ても一段落したし、やりたいことほとんどやったし、人生いつ終わってもいいかなーなんて思ってます。
と同時に、あんまり怖いものがなくなってきました。
心霊現象なんか信じないし、事件事故に巻き込まれたらあきらめるだろうし、天変地異は怖いけど逃れられないものだし、痛かったり苦しかったりする病気が一番怖いよーってくらい。


しかし、こんな私にもまだちょっぴりビビリ体験ができましたよ。
今日はそんなお話。


膝の痛み、これが完璧に治らないんです、まだ。
もうかれこれ半年くらい、それほどの痛みではないものの、階段の上り下りとテニスでボールに追いついて急ブレーキをかけて踏ん張った時とかにイタタタ!ってなることがあります。
全速力で走ることもできるし、生活に支障をきたすこともまったくないけど、これ以上悪化したり急に動けなくなったりするのが怖い。
ので、実は何か所か整体院、接骨院、マッサージなど通ってみました。
が、症状は良くなったり悪くなったり。
特に月曜日はテニスが3時間という練習なので、けっこう膝にきちゃうんです。
で、気になってた駅前の接骨院の「スポーツマッサージ」って看板の文字に惹かれて行ってみました。

初診ってことで、応対に出てきた先生と症状について詳しく話をした時点では「今まで行った中では一番長く丁寧に症状を聞いてもらえたー」と思ったけど、それほどの期待はしてませんでした。
その後の施術は、今までより気持ち良かったのは事実。
ツボの押さえ方が上手いのかも。
でもまあこれと言って特別なことせず健康保険内の感じです。
先生は30代後半くらいの清潔感ある男性、特にイケメンではない(笑)


だけどここから。
なんと「ちょっとお灸をしてみますね」とのお言葉が。
しかも私はベッドに仰向けになって目には布をかけられてる状態。
「え…えーっと…お灸って…私…初めてなんですが…」
「あ、大丈夫ですよ、熱くないですから」
とかるーいノリ。
むー。
これはちょっと年甲斐もなくドチドチするぞ。


そこから2〜3分間、先生がどうやら何かしてるらしいのはわかる、けど何がどうなってるかまったくわからず。
だって膝周辺に何も感じない。
でもなんかお線香みたいなアロマみたいな匂いがしてきた。
先生が「熱くなったら言ってください」と言うんで「え、もう始まってるんですか」ってちょっとびっくり。


最初の1分くらいはなーんも感じません、熱さもまったくなし。
ところが先生が色々説明してる間、膝のすぐ上の右側がチリチリするよー、熱いつーか痛いよー。
「なんか熱いです、これって我慢しないとダメですか?」「いえいえ、我慢なんかしなくていいです」と言いながら先生がお灸を取り除いてるもよう。
その後、次々と膝の周辺右側左側上下斜めと10ヶ所くらいが熱くなって、そのたびに「左のちょっと内側上熱いですー」「右の真横外側が熱いですー」の繰り返し。
いっぺんに火をつけるんじゃなく、時間をおいて次々に点火するとのことです。
とは言っても時間にしたら全部で5分くらいなんですけどね。


「はい、それではこれでおしまいです」と言われて起き上がって自分の膝を見ても、まったく何も痕もありませんでした。
しかも肝心の膝痛はかなり軽減、というよりその後4時間くらい経過してるけど痛みが出てないもよう。
わーい!
ま、お灸のせいだけじゃないとは思うけど、この歳でこういう初体験って貴重だなーと。
「お灸をすえる」ってお仕置きの意味で使われるけど、たまにはこんなM体験も良いですよ。
いや実際わたくしドMですけどね、うん。

*1:KAT-TUNゴトをサイドバーのHAIKUにモソモソ書いてますけど、ケータイからのかたは見えないですね、ゴメンナサイ!ま、たいしたこと書いてないんで許してくださいませー。