一部ちょこっとネタばれもあるんで、お気をつけくださいなー。
ドラマは見てなかったけど、いろんな人から「ドラマも良かったけど原作が面白い」って聞いて読んでみました。医療系の（軽めの）
推理小説と思って普通に読み始めたら、医学用語や医学的知識がいっぱい出てきてちょっと焦った。んで「めんどくせーかな」と思いつつ読みすすんでみるとハマった。言うまでもなく白鳥さんのファンになっちゃったよー。大どんでん返しってほどじゃないけど、納得できる結末で満足。登場人物がそれぞれ魅力的なのはツボ。長さも私にはちょうど良かった。
これ大野クンが主演したドラマの原作と勘違いして買った（笑）不思議な能力を持った人間の話。そして
ファシズムという、私とは無縁の世界が見え隠れする。その不思議さ不気味さにひかれて最後まで読んだ。ただやっぱり現実味が感じられないぶん、置いてけぼりにされた感があり。一緒に収録されている続編『呼吸』を読むとちょっと安心できたけど。
ホラーとかサイコスリラーは外国小説のほうが好きなんで、これも書店に平積みされてた中から適当にチョイスしたもの。長編が読みたかったんで、前後編が各500ページという数に惹かれて。題名から
スプラッター系かなと思ってたら、もっとドロドロしてて途中で挫折しそうになった。近親相姦を扱ったものは読んでて辛いと言うか不愉快に感じることも多く。これは好き嫌い別れるところかな。女性一人称でやたら心理描写が多いのも疲れたし。短期間の出来事が1000ページなので中身はたっぷり詰まって濃厚。でもまあハッピーエンドで良かった良かった。
