『実に面白い』

今日もKAT-TUNブログじゃなくてすいません。

『ガリレオ　容疑者Ｘの献身』観てきました。
この前のＤＭＣの時に絶賛したばっかなんで、またかよと思われるかもしれませんけど敢えて。
これ絶対オススメ。
2時間半きっと長いなーと思ってたけど、アッと言う間。
ましゃファンじゃなくても楽しめると思いますよ、ほんと。

こう言っちゃうとベタだけど『愛』がテーマなんだよ！
あの湯川先生が感情的になっちゃうんだよ！
エンディングの『最愛』の意味がすっごくよくわかったよ！
あぁぁぁ切ねぇ…。

つーことで熱く語っていいですか、ダメって言われても語るけど。
ネタバレほとんどないけど、ウザイからたたみまーす。

まずオープニングの大爆破シーンで引き込まれて。
んでもって、そのあと内海刑事に愛について追及された湯川先生が、愛を方程式に組み込むやりとりが絶妙。
わお！湯川さんだ！って感じ。

堤真一さん、実はかなり好きな俳優さんだけど、今回のこの役はヒドイの。
天才的な数学者なんだけど、ヨレヨレのシャツに安物のジャンパー、ベタついた顔とパサついて手入れのされてない髪、ネコ背、暗くてウダツの上がらない高校教師。
これほんとにあの堤さん？って感じ。
そのくらい役になりきってたと思います。

それと対照的なのが湯川先生。ひと目で高級とわかるウール（たぶんカシミア）のコート、グレーと黒の2着とも身震いするほど素敵に着こなしてます。
スーツもタイもハイセンスこの上なくて、講義を聞いてる学生は女子ばっか（笑）

寝顔のシーンとか普段ほとんど笑わないのにニッコリほほ笑むシーンとか涙ぐむシーンとか、もうテンコ盛りにステキな湯川先生つーか福山ましゃ様。

途中、猛吹雪のシーンがあるんだけど、ましゃ本人がスタントなしで演じたとのことでビックリ。
堤さんと二人、すごい臨場感あふれる場面でドキドキします。

松雪さんは、てっきり警察側の役だとばっかり思ってたら（失礼！）普通の母親役でした。
元ホステス、今は良き母親でありお弁当屋さんのオーナーという役だけど、ピッタリはまってたと思います。
なんとなくイメージ的に柴崎コウさんとかぶるかなーとの心配をまったく感じさせないくらい素晴らしい演技でした。

あと好きなのが北村一輝さん演じる草薙刑事。
やっぱ顔こゆいわー（笑）
でも存在感ある上司役で、先日ＴＶ放映された『ガリレオΦ』でもステキでしたよね。

監察医役の真矢みきさんが相変わらずコーヒー飲みながらお菓子むしゃむしゃ食べるシーンも健在です。

とにかくテーマは『愛』なのだよ、『最愛』なのだよ。
あの湯川先生でさえ、その『愛』の深さに感動したんだからね。
私なんかもうメロンメロンですよ。
エンディングに『最愛』聞いたらたまらないっす。
あなたは最愛の人のためにここまでできますか？

福山ファンでなくてもぜひぜひご覧あれ。