「またすぐにお会いしましょう」


友&仁ソロライブ、見事に完走お疲れさまでした。




記念貼り◆パンフ2000円・ステージ写真4枚500円・歌詞カード(新曲のみ)・チケット



先日ご報告した通り、27日2部に行ってきたんで、エントリあげます。
セトリ順に曲の詳細とか歌やダンスの評価とか、正確にお伝えするスキルもスペックも持ち合わせてないため、これはレポではありません。
なんか、その場にいて感じたままの気持ちを書いてます。
ので、大いなる勘違いやツッコミどころ満載ですがご容赦を。




最初にいくつか重要事項を。
◆仁さんはやっぱり歌が上手かった。*1
◆TVやコンサートで見る仁さんと同一人物ではない。もちろん良い意味で。*2
◆仁さんはファンにとって夢であり光であり神である。
◆今回のこの企画(を考えたジャニさん)こそがネ申である。*3



まず最初に席について思ったのは、コンのときのあの一種独特な『殺気』が感じられないんですよね。それぞれがロビーとか自席の近くで穏やかな表情でおしゃべりしてる姿が目立ちました。もちろんみんな興奮はしてるんだけど、なんか構え方が違う気が。それはなぜか?まあ、ウチワとかペンラも用意しなくていいし、ピリピリしてる警備員さんとかスタッフもいないから?でも、私は思った。「これは、椅子のせいだ!」と。ドームってパイプ椅子じゃないですか。あの鉄柵みたいなとこに押し込まれて固くて冷たいパイプ椅子に座って待つのと、フカフカとクッションがきいた映画館みたいな椅子に座ることから生じる心の余裕。これが決定的な違いを生むか生まないかの差なんじゃないかと。なーんて、嘘ですよ妄想ですよ。でもほんとにあの雰囲気はコンとは全然違います。仁さんのリラックスモードが乗り移ったかのように、みんなみんな優しい顔してた気がします。


そんな感じでまだ席についてない人もちらほらいてざわざわしてる中、ステージや客席にパフォーマーが10人くらい現れて、色々煽ります。外人さんも多く、意味わかんなくてもめっちゃ楽しい雰囲気。客席とのコミュニケーションはここからバッチリ取れてます。私はE列の中央あたりだったんですが、A列より更にステージよりのオーケストラピットの場所に、例の「協力席」があります。5〜6人でひとつの丸いテーブルを囲んで、ステージのまん前の特等席が端から端までいくつか。途中、仁さんが隣に座って歌ったりして、「きゃー」とか悲鳴が上がってました。とにかく、仁さんが出てくる前にウェーブやらされたり、ハイタッチさせられたり、白人の男子がたどたどしく場内案内したりして、とても上手に開演の雰囲気を作っていきます。


そしていよいよ仁さんがステージに登場。なにげなく、しかも光沢のある白のパーカーとダメージジーンズというふつーのかっこで。もちろんポニテとグラサンあり。でもほんと自然に、何の気負いも感じさせず。こういう点もコンとは違って、私も比較的落ち着いて迎えられた気がします。そりゃ超コーフン状態だけど、なんかすごく現実的すぎてしっかり覚めていられるというか。やっぱりハコが小さいぶん、一体感というか安心感みたいの生まれる気がしますね。それでもステージまで5メートルくらい?そこに仁さんいる。ほぼ等身大。


最初の曲はちょっと変わったパフォーマンスで、ロボットみたいにカクカクしたダンスの仁さんが歌いながらステージ中央に置いてある色んな楽器を奏でます。ドラム、キーボード、ギターを次々にこなしながら、高音でテクノな曲をゆるーい感じで。ステージには他のパフォーマーたくさん。ほんとにちょっと髪が短くなってるし、カラーもしたかな。だけどグラサンで表情は読み取れず。まあアンドロイドみたいになってる設定だから無表情なんだけど。


なんだか異様な雰囲気に飲み込まれてるうちに次曲。えーと、これは各メディアで放送された例のセクシーを通り越してエロいダンスのやつです。女性ダンサーの両脚の下に仰向けになって腰突き上げるやつね。もうこのあたりから仁さんノリノリで楽しそうで、こっちも自然と体がリズムとるし、エロでも何でもどんと来い!的な気持ちになってます(笑)


次『WONDER』ってステージ後方のスクリーンに映されると場内騒然。私も更にテンションが上がる上がる。コンの時とはまったく違った雰囲気のダンス。曲アレンジはほとんどなかったけど、クリケイちゃんのパートを女性コーラスが歌います。スクリーンにはコンの時に流れたフィルムが。今回のライブ、全体的に仁さんが他のダンサーとからむシーンが多く、まあ皆さんお察しのとおり女性ダンサーとのセクシーなからみはいやっちゅーほど(笑)あります。18禁かよ、つーくらい。でもそれも笑ってノリノリになれる雰囲気にしちゃうのってすごい。さすがセクシー担当(古っ!)


次のお金儲けを風刺した一曲は、コミカルな感じのHIPHOPな曲。これはすごく間違ってる例えだと思うけど『ミュージカル ライオンキング』みたいなオ大人数のダンスパフォーマンスです。仁さんがかすんじゃうってことないけど、私はこういうのちょい苦手なんで、乗り遅れないようにくらいついてくのに必死(笑)仁さん本人はこれ以上楽しいことねーよってくらいノッてます。ええ、エンジン全開ですとも!ダンスもがっつり見せてくれますよー。


次はちょっと地味めに白人男子と仁さんの掛け合い曲。あんまり印象に残ってないですね、このへん。まあでも、仁さんカッコイイです、かわいいです。特に後ろ向くととたんにかわゆくなるんですよね、この人は。あと、ジーンズの左足真ん中へんが大きく破れてまして、そっから見える生脚が気になって気になって(笑)一緒にいた同担お友達もあとで同じこと言ってましたけど(笑)ああいうチラチラ見え隠れするのってエロいっすねえ(笑)


いったん仁さんがはけて、次出てきたら白黒ボーダーのパーカー(好きだなあ)にカーキ色のハーパンに黄色のバスケットシューズ。かわええええええええええええ!!!!グラサンとキャップが早く取れますようにと祈る(笑)


『A Page』キター!そういやここまで日本語の歌いっこもなし。おいおい、帰るまでに私日本語忘れちゃうよーってバカ(笑)仁さん一人でステージに立ち、そのまま台に乗ってせりあがる。黒いメッシュスクリーンが下りてきて、スモークみたいな映像効果とあいまってため息出るほど魅惑的。


って堪能してたら次に映し出された文字はあの伝説の『LOVE JUICE』ってことで「きゃああああ!」と悲鳴が。今まで見たらぶじゅとは少し違って、これも他ダンサーとのからみあり。これはソロで踊って欲しかったなあ。自宅のDVDに入ってる昔のらぶじゅのほうが好き。にしてもこの曲は名曲ですね。あのイントロ、神じゃね?とか思いました。


さて、もう前半も終わりに近いですよ、早いよ寂しいよ。もう一時間たっちゃうんだ。ずーっとスタンディングだけど、ぜんぜん疲れてないよ!次の『二十歳の戦争』でもまだフードは目深く…。はよご尊顔拝みたいわー。


『二十歳の戦争』も続く『BANDAGE』も、すっごく良かったです。「良かった」というのは「上手かった」の意味。今までTVで聴いてきたのは別人?ぐらい良かった。なんつーか仁さんの歌になってた(なってきた?)気がしました。特に『二十歳の〜』はちょっと泣きそうになるほど良かったです。


さて皆さん、次の曲で前半はおしまいですが、ここでやっと来ましたよ。待ちに待ったあの瞬間が!今か今かと待ち構えてた時が!そう、フード取ったぁああああああ!暗くなったステージ片隅でひざをついて水飲んだりグラサンはずしたり髪ほどいてる後姿が愛おしいよ!あ、やっぱ髪がだいぶ短くなってるわー。10センチくらい切ったんではないかな。つーか、顔が全開になった瞬間のあの会場に流れた空気が!!!!あはっ!!!わかりやすいわー(笑)全員が凝視(笑)そして垂涎(笑)「ゴクリッ!」て音したと思うよ!


仁さん、また一回り顔ちっちゃくなった。やっぱハードなんだねえ、ソロって。もうね、美しく透き通ってる感じ。でもしなやかで強靭な感じ。そんな中での『care』は、今までのどの『care』とも違う、力強く生き生きとした『care』でした。水のボトルを手に髪を振り乱して熱唱する仁さんに、どれほど元気や勇気や癒しをもらったのかなあ、みんな。個人的には今まで聴いた中で一番好きな『care』です。前半、興奮のるつぼと化しつつ終了。



30分の休憩中、私はお友達とロビーでうだうだ仁さん語りを繰り広げておりました。みんな全体的にユルい気がする。あちこちにあるフッカフカのソファに座れるからかなあ。(まだ椅子説を引っ張るw)中にはお一人でワインのミニミニボトルをグラスにあけて楽しんでいらっしゃるかたも。優雅ですなー。どう見ても50代とおぼしき有閑マダムっぽいのグループとか。みんなそれぞれにオシャレで、なぜかコンの時よりお上品に見えるのは気のせいか(笑)そういや城田くん兄がおりましたが、やっぱ目立ってた。カッコよかった。今日が二度目のお友達が「ここからの後半はアッという間よ」って言います。前半もアッという間だったのにそれ以上らしい。うう、つらい・・・。



さて、気を取り直して。後半は、椅子が半円形に6つ並べられ、とてもシンプルな『ハレルヤ』から始まります。こういう始り方もあまりに自然で、仁さん出てくるのに注意してないと見逃します。それほどナチュラルな雰囲気。仁さんは向かって右側の一番はじっこ。ギター一本だけの伴奏で、アカペラに近いくらいの生歌に圧倒される。仁さんの歌唱力、表現力、歌うその姿に感動すら覚えました。椅子に座ったたまま歌うってあまり見る機会ないじゃないですか。その様子は、なんていうか、プロです、まじで。声の伸びがすごい。力強くゆったりと、コーラスパートはなんかゴスペルっぽい感じ。いやー、圧巻です。


続いての曲はエリック・クラプトンのカバーってことで、渋い一曲。事件はそのあとのMCで起きた!実は後半始まる前、一階席のみんなが二階席のある一点を注目してるんですよ。そこにはポッカリ空いた空席が2つ。いわゆるGC席ですね。気になるーとか思いつつ、お友達と「カメたんだよ、きっと」とか言い合ってました。で、MC始まったらなんとそのにはグラサンの山Pと城田優くんがおったという次第。もうすっかりスポットライトまで浴びて(笑)あとで知ったんだけど、レオくんもいたらしいですね。


で、ステージの仁さんとどっち見ようか迷うファン、そして仁さんが照れるつーか困ってるとこに山ぴーが「じんくーん!」って大声(野太い声)で(笑)
仁「だまれ(笑) こいつらこの前も来て今日二回目なんですよ。こないだはWONDERからだっけ?」
山「あの変なマイクのとこから、変なマイクで歌うとこから」
仁「変なマイクって、あのマイクはスタッフさんが一生懸命作ってくれたんだから。ごめんなさいって謝って」
山「・・・」
仁「謝って」
山「・・・あとで謝る!」
みたいなやりとりがサイコーでした。
あまりに盛り上がったんで、仁さんが「さあもうアイツらはおいといて」みたいなこと言って、曲に戻りました。いやー、いいもん見させてもらいましたわ。ちなみに公演終了後に劇場の出口出たら、ちょうど山ぴーが車で帰るとこでした。カクイイ!!!


MCのあとは仁さんから「金子ノブアキくんと作った曲と錦戸と作った曲」と紹介のあった2曲を続けて。金子くんの曲はパパラッチを題材とした曲で、大人っぽいスローテンポのロック調。亮ちゃんとのコラボ曲は、明るくてノリノリの一曲。バニーのコスプレのおにゃのこが何人か出てきたり、プードルのコスもあったりで、全体的にコメディタッチ。バックのスクリーンに流れる映像が一緒に曲作りしてる亮ちゃんで、歌が終わったあとにも亮ちゃんから一言あるのは嬉しいオマケでした。


このあとダンスパフォーマンスがいっぱい。なんかタバコを使ったマジックみたいのとか、衣装とライトを駆使したイリュージョンみたいのとかもあり。で、その次にいよいよ来ました『ha-ha』。ただ、ものすごくアレンジが激しくて原曲とはかなり違います。ダンスもおとなしめ、これは正直ちょっと期待はずれ。でもきっと仁さん的にはこういう『ha-ha』もありなんだろうなあ。


そろそろ終盤。軽い感じのテクノ曲。カラフルカラフルどこまでもカラフルな近未来。ダンサー多数で、仁さんが中央であやつる感じのダンスです。仁さんも疲れを見せずまだ元気いっぱい。私もけっこうなハイヒールで体揺らしてるけど、まだまだ行けるぜ!


と息まいたけど、次は噂の名曲『Eternal』。仁さんを乗せて台が上へ上へと上昇し、暗い中何色ものレーザーが美しい地球のラインを描く中、切々と歌い上げてくれます。こういうスローバラードで、しかも日本語詞だと、なんかもう心に染み入りすぎて困る。泣きそうで困る。もう言うことなし。何も言えねー。特に最後の「たとえば願いがかなうなら、悲しみの涙がもう二度とあなたにこぼれないように〜」のあたりで感極まります。うぅ。


そしていよいよラスト。お祭りだぜ!最後まで楽しもうぜ!ってまでは私もまだ普通でした。ところが、途中でステージを降りて客席通路を歌いながら来たと思ったら、なんと!ちょうど私の列の真横で小さな台に乗って、そこで歌うではありませんか!!!もうね、、もうね、ほんとにほんとに後光射してるから!菩薩だから神だから!お肌すべすべで透き通ってるし、あのあごから首にかけての横顔のラインがセクシーすぎるし!距離にして1.5メートル、私の勝手な思い込みだけど一度目が合ったような。ひぇえええええええええええええええ!畏れ多いことでございますぅうううううう!ってガクブルってる間に、反対側の通路まで移動した仁さん、同じ位置で同じに歌いました。


そのあとはステージに戻ってメンバー紹介などなど。かつんコンではそ知らぬ顔する仁さんが声を張り上げて、胸を張って堂々と誇らしげに。これってなにげに感動でした。ほんと、いいメンバーに恵まれて幸せなんだなーって。みんな輝いてるの。そして上機嫌な仁さんは「チャオ!」って元気いっぱいにはけて行きました。




以上、ほんとに自分的にはまだまだこの2倍の長さプリーズなくらいです。こんなに生き生きと歌ったり踊ったりしてる仁さんを見るのは…大きな声では言えないけどジュニア以来では?(笑)
とにかくこれは恒例にして欲しい、そしてDVD出して欲しい。
千秋楽はクリケイちゃんと盛り上がったようで、きっと最高の打ち上げができたと確信してます。
みんなみんなお疲れさまでした!
そして、またすぐにお会いしましょう!

*1:最近「え?こんなだったっけ?」と思うことしばしばあったので。「上手い」の基準は人それぞれだけど、少なくとも「下手」ではなく「普通」でもない。

*2:普段どんだけだよ、っていう(笑)

*3:そのネーミングセンスはアレとしても(真顔)